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空き家の放置でさまざまなトラブルを解消するため、2015年5月に「空き家対策特別措置法」が全面的に施工されるようになりました。特に管理が出来ていない空き家の所有者に対し行政から修繕または撤去の指導、勧告・命令を行うことで空き家の活用や処分を後押しするための法律です。

先日のブログでも空家のことを記載しましたが、空家を放置していると、とんでもないことになってしまう事例があります。それは空き家対策特別措置法の最終手段「特定空家等の行政代執行」です。

聞いたことがある人もいると思います。

空き家を放置しているだけでは行われませんが、近隣周辺に迷惑が掛かっているにも係わらず行政指導等・勧告・命令に対して無視し続けると行政が強行して建物を解体しちゃおう！という制度です。

実際に令和２年２月に杉並区でもこれが行われました。

その費用がなんと…約750万円です。

建物は約５０㎡しかなかったようなので、もちろん建物の解体だけではこんな金額にはなりません。

建物内と周辺のごみ等の撤去も含んでいるようですが、ごみ等の量が約６トンもありました。

行政代執行後、所有者はその費用を全額納付したとのこと。

※画像はその物件の写真ではありませんよ(^▽^)

空家を放置していても何もいいことはありません。固定資産税だを払い続けるだけです。そして周辺への迷惑と損害賠償等のリスクしかないのです。一日でも早く対策することが必須です！

売却せずに資産価値を生み出すご提案は出来ますので、空き家でお困りの方は是非一度ご相談下さい。